スウェットのお手入れ 毛玉編

こんにちは。

 

今日はスウェットのお手入れについて書きます。今回は毛玉についてです。

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まず最初に豆知識として、毛玉ができやすいスウェットについてです。

①化学繊維が使われているスウェット。

スウェットで多いのはポリエステル混ですね。

化学繊維は強くてかたいので絡まりやすく、毛玉ができると取り除くのもひと苦労です。

 

②柔らかい生地(甘く編んである生地)のスウェット。

ゆるく編んである柔らかい素材は、生地の表面の凹凸が大きく摩擦が発生しやすいので、毛羽立ちやすく、その毛羽立った繊維が絡まって毛玉になりやすいです。

 

次に毛玉ができにくいスウェットです。

①綿などの天然繊維100%のスウェット。

一般的には天然繊維は柔らかくてほどけやすいので、毛玉もできにくいです。

天然繊維でも、甘く編んであるスウェットやセーターは毛玉ができますが、化学繊維と違って取り除くのが比較的簡単です。

 

②生地が硬い(生地の目が詰まっている)スウェット。

生地の目が詰まっている硬い素材のスウェットは毛玉ができにくいです。

毛玉ができないことを最優先で選ぶのであれば、綿100%の度詰生地で表面がツルッとしている硬いスウェットを選ぶのがよいと思います。

 

さて、ここからBの90sスウェットについてです。

Bのスウェットは綿100%ですが、表は甘編みで柔らかく仕上げているので、毛玉はできます。

 

早速テストをして、摩擦が多く発生する悪い条件で、洗濯せずに1週間着続けてみました。そして、発生した毛玉を毛玉取りブラシで取り除いてみました。

こちらがその写真です。

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ブラシはあえて100均のものを使いましたが、表面を軽く撫でるだけで簡単に綺麗になりました。

ポイント:生地の目の方向(繊維の方向)に沿ってブラシをかけてください。綿は繊維が柔らかいので、毛玉を取るというよりは、とかすイメージでブラッシングするだけで綺麗になります。

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毛玉を防ぐ方法ですが、、

1番効果があるのは摩擦を避けることですが、、デイリーユースのスウェットで摩擦が発生しないように気をつけるのは不可能なので、こまめにブラシをかけてあげるのが理想です。

注意点としては毛玉を手で引っ張ったり、ブラシを強くかけたりしないことです。

 

最後になりましたが、、

表面が自然に起毛してくるのが綿100%カットソーの良さでもあり、それが『育つ』ということなので、毛玉ができる手前の状態はむしろ風合いが出てかっこいいです!

スウェットを着る前にひと手間加えて、繊維をやさしくとかしてあげるだけで、上質な素材をより長く、より良い状態でお楽しみいただくことができます。

 

僕も引き続きBのTシャツやスウェットの着用を繰り返して、またこのブログで育ち具合をレポートします!

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

ではまた!