和針とメリケン針

こんにちは。

 

今日は手縫い針について書きます。

 

一般的な手縫い針には、大きく分けてメリケン針と和針の2種類がありますので、今日はその2つをご紹介します。

(※他にも刺繍針やレース針もありますが、、)

 

まずは、メリケン針と和針を並べてみました。

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左から、メリケン針(洋針)の『6号』『7号』『8号』『9号』、和針の『三ノ二』『四ノ三』 です。

正直、市販品のメリケン針と和針の違いは、ひと目ではわからないです。

 

次にそれぞれの特徴について書きます。

【メリケン針】

メリケン針(洋針)は1号〜12号まであって、番号が小さいほど長くて太くなります。また、それぞれに長針と短針があるので太さや長さの種類が豊富です。※写真は短針です。

針の特徴としては、先端が急に細くなっていて和針と比べるとしなりが少ないです。

ちなみに、名前の由来は当時(幕末〜明治初期)の人達には、アメリカンが『メリケン』に聞こえたからみたいです。

 

【和針】

和針のサイズは『三ノ二』や『四ノ三』という表記になっていて、最初の数字が大きいほど針が細くて、最後の数字が大きいほど長くなります。

例:『三ノ二』は『四ノ三』より太くて短いことになります。

和針は着物を縫うためにつくられたこともあり、薄くて密度が高い生地に適した細くてしなりがあるつくりになっています。

針穴もメリケン針に比べたら小さいことが多いようです。

 

とは言うものの、、、

現在市販されている手縫い針は、メーカーによっても長さ/形状/針穴の違いがあり、縫う人の手の大きさや、生地の厚さ、縫い方によっても使いやすさは変わってくるので、いろいろ試して自分に合った針を探すのが良いと思います。

※ちなみに、いろいろな針を試しましたが、メリケン針と和針の形状の違いによる縫いやすさの違いはあまり感じませんでした。布帛などの硬い素材だと差がわかるのかなと思います。

 

明らかな差を感じるのは、表面(面粗度)の違いによる縫いやすさ/縫いにくさですね。

表面が綺麗でツルツルしている針は通りやすくて縫いやすいです。

メッキ処理だけの違いではないですが、良い針は表面が綺麗で錆も出にくくて長持ちします。

ただ、高い針ほど良いというわけでもなかったので、難しいですね。。

 

国産の針メーカーさんもたくさんあるので、コレクションするのも楽しいです。

いつか、広島に集中している針工場さん巡りをして、針の製造工程【伸線→切断→研磨→プレス→切削→熱処理→研磨&洗浄→ニッケルメッキ→検品→金メッキ】を見学してみたいです!

 

ちなみに、個人的には和針の三ノニを一番良く使います。指が太いので、和針の三ノニや四の三、メリケン針の6号あたりを生地の厚さに応じて使いわけています。

 

綿100のニット素材でTシャツやスウェットを縫うことがほとんどで、、真っすぐ針を落とすような感じで縫っています。

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こちらは苦手な本返し縫い(縫い目約2mm)※薄手の生地に本返し縫いをするときはメリケン針の9号を使うこともあります。

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本返し縫いの裏側です。難しいです。。

 

これからもいろいろな針や糸を試して裁縫を楽しみたいと思います。

 

それではまた。