ヴィンテージとは

こんにちは。

 

今日はヴィンテージ(カットソー /無地Tシャツ、スウェット)について書きます。

 

まず、ヴィンテージとは何かですが、、、

個人的には『昔につくられた良いモノ・かっこいいモノ』だと思っています。

 

今、ヴィンテージと呼ばれている昔のTシャツやスウェットも、その時代にヴィンテージを意識してつくったモノではなく、当時の設備や技術を駆使して試行錯誤しながらつくり上げたものなので、中には明らかにコストを抑えるためにやっていたことや、工場の生産性を考慮して仕方なくやっていたことが、ヴィンテージのディテールとして美化されて語られているものも多いです。

もちろん当時のトレンドを取り入れて、ファッションとしての魅せ方を考えてつくられたものもたくさんあると思いますが、ヴィンテージと呼ばれているカットソーは、合理性や生産性など、、物理的な考えに基づいてつくられた製品が多い気がします。

 

また逆に、当時は非効率とされて廃れていった機械や手法が、今になってその良さが再発見されて甦っているモノもあります。

そのように温故知新の精神でつくられた現代のカットソーが、また数十年後にヴィンテージと呼ばれるようになると思うと、ヴィンテージの世界はすごく奥が深くて面白いなーと思います。

 

日本には、今でも吊り編み機やフラットシーマミシンなどの昔ながらの機械があり、国産のミシンメーカーさんや編み機メーカーさんによる最新の機械もあるので、カットソーメーカーにとってはものすごく贅沢な環境ですね。

 

今でも残っている昔のヴィンテージTシャツやスウェットは、当時のスタンダードな仕様(いわゆる量産モノ)であっても、かっこよくて堅牢性も高いから大切にたくさん着てもらえて、今の時代まで受け継がれてきたのだと思うので、Bも昔のものづくりやヴィンテージの良いところを取り入れながらも、『今』を反映させたベーシックでかっこよくて合理性のあるカットソーづくりを目指したいと思っています。

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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

それではまた。