ラグラン袖の良いところ

こんにちは。

 

今日はBのほぼ全てのTシャツで採用しているラグラン袖について書きます。

 

まず最初に、ラグラン袖の名前の由来ですが、イギリスの軍人で1852年に初代ラグラン男爵に叙されたフィッツロイ・ジェイムズ・ヘンリー・サマセット氏が、戦争で片腕を失った自身の経験から、脱ぎ着しやすい袖を考案したのが始まりと言われています。

 

ラグラン袖の良いところ:

①肩を動かしやすく、脱ぎ着しやすい。

襟~肩~袖までがひと続きになるように縫い付けられているため、肩や腕を動かしやすくて脱ぎ着しやすくなっています。

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スポーツウェアにもよく使われている機能性の高いラグランTシャツは、 デイリーユースやタウンユースはもちろん仕事や作業にも活躍します。

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②肩幅が目立たない。

普通袖のような肩の付け根の縫い目ラインがないので、体型や肩幅が目立ちにくいです。※オンラインショップなどで実物を確認できないときや、収縮する綿素材のTシャツを購入する場合でも、肩幅が合わないことによる失敗が少ないです。

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BのTシャツは、僕のようになで肩で肩幅が狭くても、強調されにくい仕様になっています。

 

③インナーとしても優秀。

左の写真のように、インナーとして一般的な普通袖のTシャツを着るとラインが出てしまいますが、右の写真のように、ラグランTシャツをインナーとして着るとシルエットがきれいに見えます。

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上の写真では、わかりやすいように、肩が落ちるヴィンテージデザインのBリラックススウェットで比較してみましたが、下の写真のようにラグランTシャツにシャツやジャケットと合わせても、シルエットを損ねずに着心地のいい着用感が得られます。

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最後にパターンですが、BのラグランTシャツは、日本人の体型を研究してつくられた型紙をベースに改良を重ねたオリジナルパターンをつかっています。

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*今までにBが製作したパターンの数々。


体型には個人差があり、ニットは布帛と違って伸び縮みするので、Tシャツのパターンに絶対の正解はありませんが、、これからもお客様の声を参考にさせていただきながらより良くしていきたいと思います。

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*写真は最近読んでいるラグラン袖の研究論文。

 

BのTシャツについてご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

それではまた。