こんにちは。
今日は、Bの定番『30/2度詰天竺ガゼットラグランTシャツ』について書きます。
30/2シリーズは、2017年3月に販売を開始して以来、たくさんのお客様にご愛用いただいているBの代名詞とも言える定番Teeです。
他のアイテム同様、数々のハイブランドを手掛けてきた歴史ある工場さんと一緒に開発したTシャツで、着込むほどにヴィンテージな風合いが楽しめる本格的なつくりの国産Teeでありながら、日本製を広めたいという思いでリーズナブルな価格(コスパ)を徹底的に追求した一着です。
まず最初に、30/2シリーズが生まれた背景です。
30/2度詰天竺ガゼットラグランTシャツの原型は、2015年4月に発売した40/2天竺ガゼットラグランTシャツです。
肩幅や体型が目立ちにくくて動きやすいラグランスリーブのTシャツにヴィンテージや90’sストリートの要素を加えて開発したのが始まりまです。
着用を繰り返して、より良い着心地、耐久性、そして着たときのきれいなシルエットを実現するために下記の変更を加えたものが現在の30/2シリーズです。
①パターンを変更した。
様々な定番Tシャツを研究し、着用を繰り返して40/2シリーズのパターンに改良を加えた。
②生地を厚くした。
40番手の双糸(40/2)を30番手の双糸(30/2)に変更。
*2本の糸を撚って1本にしたものが双糸。30/2(サンマルソウシ)の生地は、30番手の細い糸2本を撚って1本にして、15番単糸相当の太さにした糸を編み立てた厚手の生地。
③度詰生地を変更した。
生地の密度を高めて、より肉厚な生地感にした。
④縫製仕様を変更した。
より綺麗なシルエットに見える縫製仕様に変更し、ヴィンテージTシャツを専門で縫っている歴史ある東京の工場さんに縫製していただいた。
生地が厚すぎると、夏は暑くて、シャツやジャケットを合わせても見た目がかっこ悪くなってしまうので、ちょうどいい厚手で型が崩れにくい生地感、トップスとしてもインナーとしても着られてオールシーズン活躍する一着に仕上げました。
次に仕様です。
いろいろなスタイルに合わせることができるシンプル&ベーシックなシルエットを追求し、更に丈夫で長持ちするように様々な工夫をしました。
①体系や肩幅が目立ちにくいラグランスリーブ。
②襟がよれにくいバインダーネック。
③30/2コーマ糸を使用した和歌山県産の度詰天竺を使用。
④天然繊維である綿100%
⑤東京都/MADE IN TOKYO
その他にも、シーズンによる生地感のばらつきを抑えるために南半球と北半球の厳選された綿花をブレンドしたり、安定した品質を実現するために日本製の編み機を使用したり、様々な工夫をしながら、現在も常に改良を繰り返しています。
☆ガゼットなしのタイプもあります。
これからも地道な改良と品質維持に努めていきます。